PJS注目チームを見つけよう

PJSDAY1DAY2振り返って

WRITTEN BY "Molis"
2019.09.13

PJSDAY1DAY2振り返って

昨今日本のe-sports業界を盛り上げているゲームの一つといえば、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)である。
このPUBGにて公式大会を主催しているのがDMMGAMESのPUBG JAPAN SERIES(PJS)である。
今回は現在行われているPJSの『PJSseason4 Phase1 Grade1 Day1~Day2』を振り返って行こうと思う。

第1ラウンド


まず第1ラウンドだが、今回注目なのはRascal Jesterだ。
降下地点がいつものシーズンの場所と違いLa Cobreriaである事がわかった。

第一降下地点 Rascal Jester


この降下地点の変更によってどの様なムーブの変化が起きるのかが注目だったが結果的にセーフゾーンが近くなり、安置際でのムーブになりキル自体は増えなかった物の順位自体は5位という結果になった。
一方で、新チーム体制になり、現在オーダーがいない新SunSisterがドン勝を獲得した。
キル数も11という素晴らしいキル数で素晴らしいスタート切った。

Round1 ドン勝SunSister



第2ラウンド


この第2ラウンドにおいて猛威を振るったのがRascal Jesterだ。
先程のラウンドの反省を活かしてなのかわからないが、降下地点を前シーズンと全く同じchumaseraに降りている。

Round2 RJ降下地点


この第2ラウンドからRascal Jesterの強さを垣間見える事になる。
安定した立ち回りとセーフゾーンの中央への意識が非常に高く、また戦術的に練られた2-2のスプリット、そして中央の地形を把握しつつ上手くドン勝を勝ち取った。
こちらも先ほどのSunSisterと同様に11キルという素晴らしい結果で第2ラウンドを終えている。

第3ラウンド


この第3ラウンドだが、今回から追加されたSanhokというMAPの登場だ。
MAP自体が非常に小さく、起伏の激しい山などもあり、野外戦が非常に多くみられるMAPだ。
このMAPの勝者はこれからのお手本になるのではないだろうか?
このSanhokを制したのはV3FOXだ。チーム全体の戦闘能力が非常に長けている事で元々有名なチームであったが、この狭いMAPにおいてその長所を最大限に活かし見事に10キルでのドン勝となった。
途中でV3FOXがZoo Gamingに対しSanhokでは珍しい車での突貫を見せたのは非常に印象的だ。

V3 FOX 突貫


第4ラウンド


第3ラウンドで勢いをつけ、そして得意のエランゲルにて連続でラウンド1位を取ったのがV3FOXだ。
今回はMAP配信を見ればわかるが、セーフゾーンがV3FOXにとって移動のしやすい形になったのもあるが、早めの段階で中央付近を確保し、得意なErangelにて安定した立ち回りをし、約束されたドン勝を確実に取りにいった様にも見えた。
もちろん安全な立ち回りといえど、索敵・状況判断など極めて高度な情報処理をしっかり行いつつの移動にもなるため、安易な事ではない。
このラウンドは総キル数7で見事に2連続ドン勝を取った。

第5ラウンド


この最終ラウンドにてドン勝を得たのが、新チーム体制になり、実力が未知数のチームの1つであるが、オーダー日本1位とまで噂が出ている選手がいるSabac_選手がいるBLUE BEESだ。

第5ラウンド1stアンチ


この第5ラウンドでBLUE BEESは序盤でセーフゾーンが非常に外れてしまうが、船を使って中央まで一気に入り込んだ。

第5ラウンドBB中央


結果それが正解となり、最終フェーズまでその場所が安置となっていた。
大胆な動きこそが、この第5ラウンドの勝敗に繋がったのではないだろうか?
結果は4キルラウンド1位というキルこそは少ない物の中央への意識がいかに重要かがわかるラウンドとなった。

ここまでがDAY1の結果となっている。
DAY1の公式配信などのアーカイブを見直すとわかるが、フェーズ3~5までの間に索敵を終え中央へのアプローチをしっかりかけれたチーム程、今回上位に食い込んでいるのがわかる。
端のムーブ程やはり、ゆっくり前を索敵しつつファイトをしかける場面が重要になるため、中々リスクの高い立ち回りになるのではないだろうか?

phese4DAY1総合結果


続いてDAY2だ。

第1ラウンド


砂漠のMAP二日目になる。
どのチームも降下地点は普段と変わらずセーフゾーンは中央寄りになった。

砂漠二日目アンチ


市街地のMonte Nuevoを含んだ起伏が少ないセーフゾーンとなり、各地ではミドルレンジでの打ち合いが絶えない試合となった。
この大混戦を制したのはSengoku Gaming。合計キル数は12キル。
初日と違ったチームがドン勝を取ると新鮮味を感じる。

第2ラウンド


またもやセーフゾーンはやや中央よりだが、このラウンドは強力なポジションを含む起伏が激しい場所が多いセーフゾーンとなったため。
各チーム戦闘は避けれない状況になってきている。
今回はPower Gridを中心としたセーフゾーンになるため、必然とPower Gridの周り。そして中の家屋にたくさんのチームが集まる形となってしまった。

Power Grid 画像


この日調子が良いSengoku Gamingはこの試合でも高順位を叩きだす。
結果としてはAll Rejection Gamingが8キルでこのラウンドを制しました。

第3ラウンド


DAY2のSanhokは開始早々からかなりの地獄絵図だ。
各チームがもの凄い量の戦闘があり、開始16分で4チームが壊滅してしまっていた。更にはその1分後には残り10チームに。
この大混戦の中残り3チームまで残ったのがBLUE BEESとRascal JesterとCrestGamingXanaduの3チームだ。
この大混戦を制したのは最後まで4人生存していたBLUE BEESだ。合計キル数は7キル。
Sanhokだけあってこの試合3位まで入ったチームは最低7キルずつはしているため。
狭く混戦必須なMAPかが非常にわかる結果になっている。

BBドン勝


第4ラウンド


DAY2初戦のErangelだ。
この日のセーフゾーンは全て中央よりになっている。
前ラウンドで勢いにのったBLUE BEESのSabrac選手がグレネードでスーパープレイを見せる。

サブラクグレネード3kill


過去シーズンを見ていても彼のグレネードとSRはかなり定評があるが、ここでも素晴らしいPLAYを見せてくれた。
この試合に関しては人数的、そしてセーフゾーン、更には冷静な判断力と各々の素晴らしいAIM能力を見せた、Rascal Jesterが見事にドン勝を獲得した。
合計キル数は10キル。どのチームもドン勝時には10キルという大量のポイントを稼いでいるため、総合結果が非常に楽しみだ。

第5ラウンド


この日最終試合の第5ラウンド。
中日のこの5ラウンド終わった後の結果が、後の降格ラインや優勝争いにとって非常に重要になってくる。
そのため、この時点ではどのチームもポイントの話合いや、戦術面の変更なども多々繰り広げられはずだ。
さて、この第5ラウンドだが、素晴らしいキル能力と生存能力を見せたのが、SunSisterのCrazySam選手とRascal JesterのWesker選手だ。
CrazySam選手6キル。Wesker選手3キル。この二人経った一人でキルポイントを稼ぐとともに、他チームに対して素晴らしい妨害キルを行っていった。
PUBGはこういった一人が何を起こすかわからないところが非常に面白く魅力的なゲームであると思う。
この試合は冷静に状況判断し、ラストキルをもぎ取ったAll Rejection Gamingが4キルを獲得しドン勝。

この日のMost killはSengoku GamingのSG_inko選手で合計キル数は13キル。

2日間の試合を終え、各自反省点や・戦術面の変更などあるはずだが、今回2日間を追っていたところ、
やはりフェーズ3~5の間の中央への意識がいかに高く、また連携面、更には個人の技量によって、戦況が大きくされるこのPJS。
ただこう言うと、安置を寄せたチームの勝ちという運ゲー要素が深いと思われがちだが、実は違い、中央に対しての索敵をしつつ、そこに入り込んでいく安全なルート確認、更にはそこから中央へ移動するという勇気も必要になっていくので間違いなく運だけではなく実力も問われているであろう。
二日間を終え総合順位1位にRascal Jesterの動きは非常にバランスが取れているチームに思えるので、是非注目して頂きたい。

Molis1991年生まれ、東京都在住、2019年ライターとして始動。PCゲーム、ネットが専門。
選手としてOverwatchやPUBGで活躍、現在もプロゲーマーとして活動している。