【PUBG】inko選手インタビュー(後編)「今のメンバーが「inko復活しないかな~」って」
WRITTEN BY "Molis"
2019.12.05
本記事はSengoku Gaming所属 inko選手のインタビュー内容の後編となります。前編はこちらからご覧ください。
僕としては、今のメンバーがどういったスタイルが得意かに重点を置いて、普段の練習やスクリムをしていました。その中で、僕達はインファイトが得意なのがわかったので、今のスタイルになりましたね。
DAY3終わった後のスクリムで、パルス運があったとはいえファイトがあまり勝てなくて……。それを引きずったのか、その後のDAY4もインファイトのスタイルを貫いたのですが、良い結果が出なかったんです。
そういった流れから、方針自体を変えた方がいい結果に繋がるんじゃないかと考えて、DAY5からはセーフティに安置を取りに行くムーブに修正しました。
んー、僕自身は“今”のSengoku Gamingで、どういったスタイルが合うのかっていうのを毎回のように探しているんですね。いつだったか、一番イキイキしてたのが、徒歩移動からインファイトを仕掛け続けたときだったのですが、結果的に22キルドン勝した事があったんです。そこから、Sengoku Gamingはインファイトスタイルに変わっていった気がしますね。
やっぱり前のチームからずっと一緒の、Xhanz、Brostの二人とは気兼ねなく話せていますね。もちろん、イラっとしたりとか意見の衝突もあったりしますが(笑)。それでもSengokuのメンバーはしっかり話し合える仲間が揃っています。
VCでお通夜状態になる事もなく“俺等は大会なら結果は出せてるから大丈夫”っていう共通意識があるので喧嘩になることもないですね。
スクリムで10ptしか取れない時があっても、この意識がメンバー全員にあるので地に足をついて、しっかり話し合えている感じはします。
【Brost選手】PUBG部門チームメイト https://sengokugaming.com/member/brost/
うーん、ムードメーカーはXhanz選手ですね(笑)。
第1~2Phaseで安置中央をとって、まず視界を得ることも大切なんですが、第4~5Phaseでも中央を取れているかが非常に重要だと思いますね。この常に中央取れてるってだけでも大会的には10pt取れるのもほぼ確定しているので、数字的にもやっぱり真ん中とることが重要だと感じます。
やっぱり日本の競技シーンだとRascal Jesterだと思います。崩れることが少なくて、高得点をしっかり取ってきますし……。強敵である事に間違いはないと思いますね。
真ん中に対する意識の薄さですかね……。やっぱり安置外れた時に安置ギリギリのポジションを選んでしまった結果、苦しい展開になるのが現状の日本のプレイスタイルに見えます。『強気に安置の真ん中を取りにいって成功した試合はドン勝』っていうスタイルは、今までの世界大会で見てますし、中央って大事なんだと本当に思いましたね。
選手をやっている間に世界大会への切符は手に入れたいですね。1位とか2位とかのこだわりはなくて、とにかく世界大会に行きたいです!
僕はSengokuの前に所属していたチームが終わったあと、競技シーンから離れていた時期があって、PUBGをアンインストールしていた時期もあったんです。
それでもTwitterだったり、SNSでのリプライやダイレクトメッセージなどで応援してくれているファンの方々からの言葉で支えられたり、今のメンバーが「inko復活しないかな~」ってツイートしてくれてたりもあって、とっても励みになりました。
今の自分があるのは皆さまの支えがあってだと思います。本当に感謝しています!
【PUBG】inko選手インタビュー(前編)「必然的にキル数も増えていったんだと思います」
https://game-sport.jp/article/119
https://game-sport.jp/article/119
──Sengoku Gamingは元々キルムーブを得意としているように見えたのですが、今回のPJSでは途中から変化を感じました。
僕としては、今のメンバーがどういったスタイルが得意かに重点を置いて、普段の練習やスクリムをしていました。その中で、僕達はインファイトが得意なのがわかったので、今のスタイルになりましたね。
DAY3終わった後のスクリムで、パルス運があったとはいえファイトがあまり勝てなくて……。それを引きずったのか、その後のDAY4もインファイトのスタイルを貫いたのですが、良い結果が出なかったんです。
そういった流れから、方針自体を変えた方がいい結果に繋がるんじゃないかと考えて、DAY5からはセーフティに安置を取りに行くムーブに修正しました。
──今のSengoku Gamingのプレイスタイルになるきっかけなどはあったのでしょうか?
んー、僕自身は“今”のSengoku Gamingで、どういったスタイルが合うのかっていうのを毎回のように探しているんですね。いつだったか、一番イキイキしてたのが、徒歩移動からインファイトを仕掛け続けたときだったのですが、結果的に22キルドン勝した事があったんです。そこから、Sengoku Gamingはインファイトスタイルに変わっていった気がしますね。
──戦略を考えるときにチームで、どのような雰囲気でやり取りしてますか?
やっぱり前のチームからずっと一緒の、Xhanz、Brostの二人とは気兼ねなく話せていますね。もちろん、イラっとしたりとか意見の衝突もあったりしますが(笑)。それでもSengokuのメンバーはしっかり話し合える仲間が揃っています。
VCでお通夜状態になる事もなく“俺等は大会なら結果は出せてるから大丈夫”っていう共通意識があるので喧嘩になることもないですね。
スクリムで10ptしか取れない時があっても、この意識がメンバー全員にあるので地に足をついて、しっかり話し合えている感じはします。
【Brost選手】PUBG部門チームメイト https://sengokugaming.com/member/brost/
──とても明るい性格だと思うのですがチームでもムードメーカーですか?
うーん、ムードメーカーはXhanz選手ですね(笑)。
──inko選手から見た今のPJSのメタってなんだと思いますか?
第1~2Phaseで安置中央をとって、まず視界を得ることも大切なんですが、第4~5Phaseでも中央を取れているかが非常に重要だと思いますね。この常に中央取れてるってだけでも大会的には10pt取れるのもほぼ確定しているので、数字的にもやっぱり真ん中とることが重要だと感じます。
──inko選手から見てPJSのメタに沿った動きをしているチームはどのチームだと思いますか?
やっぱり日本の競技シーンだとRascal Jesterだと思います。崩れることが少なくて、高得点をしっかり取ってきますし……。強敵である事に間違いはないと思いますね。
──inko選手から見た今の海外との差はなんですか?
真ん中に対する意識の薄さですかね……。やっぱり安置外れた時に安置ギリギリのポジションを選んでしまった結果、苦しい展開になるのが現状の日本のプレイスタイルに見えます。『強気に安置の真ん中を取りにいって成功した試合はドン勝』っていうスタイルは、今までの世界大会で見てますし、中央って大事なんだと本当に思いましたね。
──今後のinko選手の目標は何ですか?
選手をやっている間に世界大会への切符は手に入れたいですね。1位とか2位とかのこだわりはなくて、とにかく世界大会に行きたいです!
──最後に応援してくれているファンやメンバーに一言お願いします!
僕はSengokuの前に所属していたチームが終わったあと、競技シーンから離れていた時期があって、PUBGをアンインストールしていた時期もあったんです。
それでもTwitterだったり、SNSでのリプライやダイレクトメッセージなどで応援してくれているファンの方々からの言葉で支えられたり、今のメンバーが「inko復活しないかな~」ってツイートしてくれてたりもあって、とっても励みになりました。
今の自分があるのは皆さまの支えがあってだと思います。本当に感謝しています!
関連リンク
Molis1991年生まれ、東京都在住、2019年ライターとして始動。PCゲーム、ネットが専門。
選手としてOverwatchやPUBGで活躍、現在もプロゲーマーとして活動している。


Ranking
ランキング
- SunSister shomaru7選手インタビュー(前編)「元々は格闘ゲームやパズルゲームをやっていた」2020.05.22その他
- SunSister shomaru7選手インタビュー(後編)「意識的な意味で”世界一を取るための練習”をしていかなければいけない」2020.05.22その他
- APEX LEGENDS LVキャップ500まで開放?アイコンやチャーム紹介!2019.11.27その他
- PUBGアップデートモーターグライダーの追加、空から自由に射撃を加えろ!!2019.12.22PUBG
- 【PUBG】takomayo選手インタビュー「本当に教えたくないんですが……」2019.07.19PUBG
Feature
特集
いろはにぽぺと侍ゲーミング Masashi選手インタビュー(前編)「K/Dが0.2しかないクッソ雑魚だったんですよ……」
SunSister shomaru7選手インタビュー(前編)「元々は格闘ゲームやパズルゲームをやっていた」
SunSister kendesu選手インタビュー(前編)「チームに対して言いたいことは全部言えてる」
【PUBG】inko選手インタビュー(前編)「必然的にキル数も増えていったんだと思います」
【PUBG】Hek7or選手インタビュー(前編)「今はそのためにひたすら努力している」
【PUBG】takomayo選手インタビュー「本当に教えたくないんですが……」
【PUBG】CrazySam選手インタビュー(前編)「本当に厳しい世界であると痛感しました」
【Overwatch】ta1yo選手インタビュー「目指すはオーバーウォッチリーグに出場」
